明暗導主会からのお知らせ
虚無僧行列と大仏宝殿献笛の ご報告
2016年12月26日
【日時】平成28年10月1日(土)
【場所】奈良東大寺
【内容】虚無僧行列、大仏宝殿献笛 東大寺で平成の虚無僧絵巻
平成28年10月1日(土)の午後2時、古都奈良の東大寺を訪れた観光客は、僧侶(会奉 行)に
先導された虚無僧集団の出現に目を見張った。
京都明暗寺の導主会に所属する虚無僧45名で、本坊の勅使門をスタートしたのち、『調子』を
吹奏しながら2列縦隊で南大門に向かい、南大門から大仏殿まで『虚無僧練り』を行った。
中門からは、正装の導主会員15名も行列に加わり、中庭の国宝・八角銅灯篭の『音声菩薩』
(尺八に似た縦笛を吹く菩薩)に見守られながら大仏殿に向かった。
大仏殿に着くと特設階段を上り、大仏様のお膝元に整列、導師に合わせて三礼。
『調子・嘘鈴』を献笛したのち、『調子』を吹奏しながら大仏様の周りを一周。
『おそらく一生に一度の貴重な体験』を胸に秘めながら大仏殿を後にした。